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脂肪吸引の診療過程
1 カウンセリング
  2 手術日が決定すると
  3 手術日当日
  4 手術後1日目
  5 手術後2日目または3日目
  6 手術後5日目〜7日目
  7 手術後1ヶ月目まで
  8 手術後3ヶ月目まで
  9 手術後3ヶ月目以降


カウンセリング
フォレストクリニックでは、カウンセリングをとても大事にしています。

カウンセリングにおいて、気になる部分の脂肪吸引をすればどんな感じになれるのか、脂肪吸引の効果で患者様が満足できるのかどうか、脂肪吸引の方法と経過について患者様に正しく理解していただくことで、治療に対する不安をできる限り解消し、治療後も安心して過ごしていただくことができるのですね。

患者様からもわからないことは何でも質問していただき、自分自身が受ける治療についてはわからないことがないというくらいまで納得して治療を受けていただきたいのです。
診療過程のページをお読みいただいてもわからないこと、不安な点があった場合は、カウンセリングの際に聞き逃しがないように、聞きたいことを事前にメモにまとめていただくと良いと思います。
カウンセリングの内容を録音していただいても構いません。
治療をお受けになる患者様が安心できる方法でカウンセリングを受けていただきたいと考えています。

フォレストクリニックでは、脂肪吸引をすればどんな感じになれるのかについて、コンピューターシミュレーションを用いて治療効果を画面で確認していただくようにしています。
シミュレーションを行なうことにより、どこまで細くなれるのかの目安を知ることができますし、期待していたよりも効果が得られないと感じたならば、脂肪吸引を受けるのをやめればいいのですね。
医学上の限界もあり、患者様が期待されている効果と実際の効果にはギャップがあることが普通ですから、シミュレーションを行なうことは、“こんな程度の効果しかないなら受けない方が良かった”と手術後に後悔するリスクを避けることに役立ちますし、反対に、“ここまでのすごい効果があるなら頑張ってみよう”と結果への不安を解消することにも役立つのです。
シミュレーション費用として、3000円を頂いておりますが、手術をお受けいただく場合は総費用の中からシミュレーション費用を手術当日のお支払いの際に差し引かせていただきますので、シミュレーション費用も手術代金に含まれているとお考え下さい。

シミュレーション結果に満足することが出来れば、脂肪吸引を受ければ結果に満足できるということです。
これから、手術日が決定してから仕上がりが得られるまでの経過について説明していきます。フォレストクリニックで行なう脂肪吸引には10個のメリットがあります。
詳しくは本ページを一読していただいた後で、フォレストクリニックの脂肪吸引のページをご参照下さい。

手術日が決定すると

フォレストクリニックでは、手術日が決定すると、患者様に血液検査を受けていただきます。脂肪吸引は健康な方が受けるべき手術ですから、検査は健康チェックであるとご理解下さい。
カウンセリングの際に手術日が決定した場合は、カウンセリング当日に血液検査を受けていただくことも可能です。
検査では、貧血の有無、肝臓、腎臓の機能、血液中のたんぱく質や血糖値、血液凝固機能(血が止まりにくいということはないか)、感染症(ウイルス性肝炎)などについて検索を行います。
検査項目はたくさんありますが、採血は1回で終わります。
何回も採血を行なうわけではないのでご安心下さい。

血液検査は手術当日ではなく、手術日が決定すれば事前に受けていただくようにお願いしています。
というのは、検査結果に異常があった場合は手術日を延期するか、中止しなければならないからです。
手術日当日に異常が見つかって手術を中止または延期すると、患者様は手術日に合わせてスケジュール調整をしていただいていることがほとんどですので、ご迷惑をかけることになってしまいます。ですから、事前に検査を済ませておくほうが安心ですよね。
検査費用として1万円を頂いておりますが、手術日当日のお支払いの際に総費用から1万円を差し引かせていただきますので、手術代金の中に検査費用も含まれているとお考え下さい。

遠方からの患者様の場合、カウンセリングや採血のためだけには通院できないという方もおられます。
その際は、手術日当日にカウンセリングと採血を行い、検査結果に異常がなければ手術をお引き受けさせていただくというようにしています。
すべては安全な治療のためですので、ご理解下さい。
(検査結果に異常が認められて、手術延期または中止となった患者様はほとんどおられませんので、ご安心下さい)
遠方からの患者様の場合は、あらかじめメール相談などで御相談されておくことをお勧めします。


手術日当日

手術日当日は、カウンセリングでどんなに詳しく説明を受けたといっても、患者様自身は緊張もされていますし、不安もあると思います。
その点についてはスタッフも十分に理解しておりますので、あとはクリニックに任せていただきたいと思うのです。

当日はまず、脂肪吸引を行なう部位にCETプレトリートメントを行います。
CETプレトリートメントには、高周波温熱作用によって脂肪細胞を柔らかい状態にすることで手術の進行をスムース(手術時間の短縮)にする、術後の腫れや痛みを抑えるなどの効果があり、CETトリートメント自体はマッサージのような感覚で心地よく受けていただくことができるものですから、患者様は我慢したり、つらい思いをされることはありませんからご安心下さい。
CETトリートメントは約20分で施術が終わります。
CETプレトリートメントを受けないと、経過や結果が悪くなってしまうということではありませんので、希望されない患者様にはCETプレトリートメント無しでも手術を行なうことも可能です。
しかし、フォレストクリニックではできる限りのことを提供させていただきたいと考えています。可能であればCETプレトリートメントをお受けいただきたいと思います。

CETプレトリートメント CETトリートメントアフターケアプラン

CETプレトリートメントが終了すると、患者様に立っていただいた状態で脂肪吸引を行なう部分に消えるペンを用いて印をつけておきます。(脂肪吸引では全体的にまんべんなく脂肪を取り除くことが基本ですが、特に気になる部分がある場合はカウンセリングや印をつける時に医師までお気軽におっしゃってください)
立った状態で印をつけるのは、立っている状態と横になっている状態では見た目が変わるので、立っている状態で脂肪吸引を行なう部分をきちんと見極めたいからですね。

脂肪吸引ができる部位


脂肪吸引を行なう部分に印をつけた後は、麻酔を行ないます。
麻酔は手術中の痛みを取る、患者様の不安感をなくすことが目的ですので、フォレストクリニックでは、無痛麻酔を行なうようにしています。
無痛麻酔とは、局所麻酔の注射のチクッとする痛みも抑える麻酔のことで、手術中は痛みを感じることがなく、リラックス効果のある点滴を併用することで『怖くなかった』『痛くなかった』と患者様には喜んでいただいています。
麻酔方法は脂肪吸引を行なう部位によっても方法は異なるので、全体を一読していただいた後に脂肪吸引の麻酔ページをご参照下さい。
脂肪吸引の麻酔では、麻酔液の中に血管収縮剤、pH調整剤、生理的食塩水を混ぜることで内出血の予防や脂肪細胞がふやけたような状態にすることで脂肪吸引がしやすい状態にすることが可能になっています。


麻酔が終わると、いよいよ脂肪吸引の開始です。
手術ではカニューレと呼ばれる細い管を使って脂肪を吸い取っていきます。
カニューレは、脂肪吸引を行なう部位によって長さや形状、細さなど、何種類も用意しており、それぞれを使い分けながら手術を進めていきます。

カニューレを挿入するために、数ミリの切開を行ないますが、その傷口の保護のためにシースと呼ばれる皮膚の保護具を装着します。
シースを装着することで傷口もキレイに治すことが出来るわけですね。
切って縫うのだから傷あとはどうなるのか?と思われた方もあるかもしれませんが、傷あとは目立たない部分にできるということ、保護具を装着するのでキレイに治すことができるということ、手術をお受けになった患者様で傷あとを気にされている方はおられないということなどを考えると、実際には問題にならないほどのものであるとお考え頂いて構いません。

脂肪吸引に要する時間の目安は下の表を参考にされてください。
重要なことは手術時間の早さではなく、・安全性、・治療効果、・患者様が安心して治療を受けられるようにすることですから、早く終わることができる場合もあれば、もう少し時間がかかってしまうこともあります。どちらにしても、無痛麻酔の効果でリラックスした状態で手術は受けていただけますのでご安心下さい。

手術時間の目安
部位 手術所要時間
30分
上腕(二の腕) 40分〜60分
腹部全体 40分〜60分
腰部(腰周り) 20分〜40分
腹部全体+腰部 60分〜90分
大腿全体 90分〜120分
下腿(ふくらはぎ) 40分〜60分

脂肪吸引が終了すると、カニューレを挿入するために切開を行なった部分を縫合して手術は終了です。
無痛麻酔も終了しますので、数分後には目が覚めていて、『いつの間にか終わっていた』と感じていただけるはずです。

手術終了後は、脂肪吸引を行なった部分を包帯で圧迫します。
圧迫をしないとむくみ、腫れの度合いが大きくなり、治るのにも時間がかかるので、強めに圧迫を行なうようにします。
圧迫終了後は、回復室(手術後に休憩していただく個室ベッド)で数時間休憩していただき、その後帰宅いただくことが可能です。
圧迫はそのままの状態(頬の脂肪吸引の場合を除く)でお帰りいただきますので、ご自分で外したりされないようにお願いしています。
頬の脂肪吸引の場合は圧迫を外して帰っていただくことが可能です。


手術後1日目

ご自宅でゆっくりお休みになってください。
特に安静の必要はありませんが、患者様はよってはまれに強い打撲痛のような痛みを感じる方もおられるかもしれません。手術後お帰りになる前に、痛み止めの飲み薬と坐薬をお渡ししていますので、患者様の状態に合わせてお使いになってください。
ほとんどの患者様が『飲み薬の痛み止めだけを使って坐薬は使うほどではなかった』と言って下さっていますので、痛みはそれほどではないと思います。痛みは痛み止めで充分コントロールできる程度であると考えていただいて構いません。

また、なんとなく体がだるく感じるという方もいらっしゃるかもしれません。
手術前は緊張もされていたでしょうし、手術を行なったわけですからだるさが出てもおかしくはないわけです。
だるさが出た場合に備えて、仕事や学校のないときに手術は受けていただいた方がいいと思います。
だるさは数日以内に改善しますから、一時的なものとご理解下さい。
だるさはでない患者様のほうが多いのですが、だるさが出たからといって異常ではないということですね。

手術後1日目は、患者様にとっては痛みやだるさよりも、圧迫の方が窮屈で面倒だと感じられると思いますが、早く腫れやむくみを解消させるためです。次回の通院まで何とか頑張っていただきたいと思います。


手術後2日目または3日目のどちらかに、手術後に圧迫していた包帯を取るために来院をお願いしています。
痛みは徐々に改善してきていて、素早く動くと患部が痛いけれど、普通に動くならつらくはないという状態になられていると思います。
ただし、痛みの感じ方には個人差があるはずですから、痛み止めの追加処方をご希望の際はご遠慮なくおっしゃってください。
(手術後3日目の写真)

手術後2,3日目では、脂肪吸引を行なった部位には内出血や腫れが生じているはずです。
内出血や腫れの度合いも個人差がありますが、必ず消えるものですから心配はありません。患者様によっては、『手術前とほとんど変わっていないじゃないか?』『細くなると言ったのに少ししか細くなっていないじゃないか』と思われる方もあるかもしれません。

でも、考えてみてください。
腫れが出ている状態で“手術前と変わっていない”“少ししか細くなっていない”ということは腫れやむくみが改善すればもっと細くなるということです。
手術を受けてからまだ2日、3日しか経っていませんし、内出血があることやむくみがあって効果を実感できないことは異常な経過ではないということなのですね。

反対に、むくみや腫れの少ない方は、“もうこんなに細くなっている”と感じることができるはずです。
むくみや内出血が少ないと言っても、全然腫れていないということはないのですから、これからさらに細くなれると期待していただいて構いません。

そこで、少しでも早く効果を実感していただくために、CETアフタートリートメントを行ないます。
CETアフタートリートメントは、高周波温熱作用を利用して血行を改善し、腫れやむくみを早期に改善させる効果があるので、見た目の改善だけでなく、痛みの緩和にも効果を発揮します。

その後は、お越しになれるペースで通院していただいて、CETトリートメントによるアフターケアを受けていただきたいのですね。
CETトリートメントによるアフターケアは、受けないと結果が悪くなるというものではありませんから、アフターケアを受ける時間がない、遠方だから簡単には通院が出来ないという患者様の場合は、そのままでも構いません。
むくみや内出血は何もしなくても必ず改善します。

また、フォレストクリニックでは、内出血や腫れが早く改善するように専用のクリームを全員の方に処方させていただいております。
包帯による圧迫は手術後2日目または3日目の通院の際に取り外しますが、その後は少しでも早く良い状態にするために、脂肪吸引を行なった部位にサポーターをつけるようにしていただきます。
シャワーもこの日から可能になります。


手術後5日目〜7日目
手術後5日目〜7日目のいずれか1日に来院いただき、創部の抜糸を行ないます。
抜糸の際は痛みはありません。
遠方の患者様でどうしても抜糸のための通院ができないという方の場合は、抜糸の要らない方法で処置を行なうことも可能です。
手術後、5〜7日経過しますと、脂肪吸引を行なった部位は強く抑えると痛いけれど、痛み止めを使うほどではないという状態にまで改善しています。
もちろん、痛みの感じ方には個人差もあるはずですから、痛みが残っているようであれば、痛み止めでコントロールするようにしていただきます。
(手術後7日目の写真)
抜糸の日も、CETトリートメントによるアフターケアを受けていただくことが可能です。
目的はやはり少しでも早くむくみや内出血を改善させるためですね。
シャワーは手術後はじめての通院の日から可能でしたが、入浴は抜糸後2日目より通常通り可能となります。

 


手術後1ヶ月目まで

抜糸が終わり、通常通りの生活ができるようになってくると、脂肪吸引を行なった部分のむくみや腫れも改善してきているのが実感でき、と同時に、その部分が細くなっていることをご理解いただけると思います。

ただし、完全にむくみが改善したわけでもありません。
少しのむくみであれば、“自分ではむくみはわからないし、充分に細くなったと実感できている”という方もおられますし、“細くはなったけれど、むくみがまだ残っているのがわかる”と言われる方もおられます。

(手術後1ヶ月目の写真)

そこで、アフターケアのCETトリートメントを行なうわけですね。
可能であれば、毎日受けていただいても良いのです。
CETトリートメントによる温熱作用が血行を改善し、むくみを取ってくれるのです。
最終的な仕上がりはCETトリートメントによるアフターケアをお受けになった方もならなかった方も変わりはありませんが、仕上がりを実感できるまでの期間には差が出ると言えます。

どちらにしても、手術後1ヵ月が経過する頃には、むくみの有無により程度の差はありますが、手術前よりも細くなっていることが実感できているわけです。

脂肪吸引前
 
術後3日目
 
術後7日目
 
術後1ヶ月

手術後3ヶ月目まで

手術後1ヶ月目で、脂肪吸引の効果はほぼ実感することができました。
しかし、脂肪吸引を行なった部分を触ってみると、細くはなっているけれど、手術前よりも硬くなっていることに気付かれると思います。
『鏡に映してみると細くなっているのはわかる、でも、触ると硬い』といった感じです。

これは拘縮(こうしゅく)といって脂肪吸引後の経過としては正常な反応ですから心配は要りません。何もしなくても時間が経てば改善し、元の感触に戻りますが、そこで拘縮を早く改善させるのがCETトリートメントなのです。
CETトリートメントを積極的に受けていただくことで、脂肪吸引の効果の完成の時期を早めることが可能です。
目安として、CETトリートメントによるアフターケアを積極的にお受けになった患者様は早い方で1ヵ月、平均3ヶ月で見た目も触った感じも充分に自然と実感できるようになっています。

CETトリートメントをお受けにならなかった患者様の場合は、完成時期はもう少し遅くなりますが、硬い部分のマッサージを継続することで約6ヶ月すれば、同じような状態が得られるとご理解下さい。個人差もありますので、CETトリートメントによるアフターケアを受けなくても、完成までに6ヶ月も要さなかった方もあれば、もう少し時間が必要になる方もあるかもしれません。
しかし、ずっと硬い状態のままということはありませんので、安心していただきたいと思います。

硬い部分が残っている時期は、患者様によっては脂肪吸引を行なった範囲の一部にしびれがあるという方もおられます。
しびれはそれほど気になる程度のものではありませんが、時間と共に改善していくので、安心していただけるはずです。
“大事な神経が切れた”“後遺症として残る”ということでは通常ありませんので、ご安心下さい。


手術後3ヶ月目以降

経過観察のために、患者様がお越しになれるペースでご都合が良いときにお越しになってください。カルテの記録用に手術前、通院治療期間中に写真撮影をさせていただきますので、ご希望であれば、経過写真をお渡しすることも可能です。
これらの写真は、カルテの記録用ですのでモニター患者様を除いて患者様本人以外に写真をお見せすることは絶対にありません。
また、患者様本人が閲覧を希望される時以外は現像されることもありません。
ご安心下さい。

手術後、心配なことや不安なことが出てきた場合はいつでも診察させていただきますので、その時はご連絡いただきたいと思います。


 

以上がフォレストクリニックで行なっている脂肪吸引の診療過程です。
ご理解いただけましたでしょうか?
脂肪吸引を受けたからといって、手術直後からスリムになれるわけではないのですが、自分でつらいダイエットを頑張ったとしても、1ヶ月後に効果を実感できるとは限りませんし、出来たとしてもその効果は脂肪吸引には及びません。
脂肪吸引を受ければ、絶対に理想の体型になれるのかというと、必ずしもそうとは言えないのですが、確実にいえることは、“1ヵ月後には今よりは細くなっている”ということなのです。満足できる脂肪吸引を受けるためには、治療について正しく理解することが重要です。
脂肪吸引で行なう麻酔方法については脂肪吸引の麻酔ページ、フォレストクリニックの脂肪吸引については、フォレストクリニックの脂肪吸引ページをご参照下さい。


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