手術日当日は、カウンセリングでどんなに詳しく説明を受けたといっても、患者様自身は緊張もされていますし、不安もあると思います。
その点についてはスタッフも十分に理解しておりますので、あとはクリニックに任せていただきたいと思うのです。
当日はまず、脂肪吸引を行なう部位にCETプレトリートメントを行います。
CETプレトリートメントには、高周波温熱作用によって脂肪細胞を柔らかい状態にすることで手術の進行をスムース(手術時間の短縮)にする、術後の腫れや痛みを抑えるなどの効果があり、CETトリートメント自体はマッサージのような感覚で心地よく受けていただくことができるものですから、患者様は我慢したり、つらい思いをされることはありませんからご安心下さい。
CETトリートメントは約20分で施術が終わります。
CETプレトリートメントを受けないと、経過や結果が悪くなってしまうということではありませんので、希望されない患者様にはCETプレトリートメント無しでも手術を行なうことも可能です。
しかし、フォレストクリニックではできる限りのことを提供させていただきたいと考えています。可能であればCETプレトリートメントをお受けいただきたいと思います。
CETプレトリートメントが終了すると、患者様に立っていただいた状態で脂肪吸引を行なう部分に消えるペンを用いて印をつけておきます。(脂肪吸引では全体的にまんべんなく脂肪を取り除くことが基本ですが、特に気になる部分がある場合はカウンセリングや印をつける時に医師までお気軽におっしゃってください)
立った状態で印をつけるのは、立っている状態と横になっている状態では見た目が変わるので、立っている状態で脂肪吸引を行なう部分をきちんと見極めたいからですね。
脂肪吸引を行なう部分に印をつけた後は、麻酔を行ないます。
麻酔は手術中の痛みを取る、患者様の不安感をなくすことが目的ですので、フォレストクリニックでは、無痛麻酔を行なうようにしています。
無痛麻酔とは、局所麻酔の注射のチクッとする痛みも抑える麻酔のことで、手術中は痛みを感じることがなく、リラックス効果のある点滴を併用することで『怖くなかった』『痛くなかった』と患者様には喜んでいただいています。
麻酔方法は脂肪吸引を行なう部位によっても方法は異なるので、全体を一読していただいた後に脂肪吸引の麻酔ページをご参照下さい。
脂肪吸引の麻酔では、麻酔液の中に血管収縮剤、pH調整剤、生理的食塩水を混ぜることで内出血の予防や脂肪細胞がふやけたような状態にすることで脂肪吸引がしやすい状態にすることが可能になっています。
麻酔が終わると、いよいよ脂肪吸引の開始です。
手術ではカニューレと呼ばれる細い管を使って脂肪を吸い取っていきます。
カニューレは、脂肪吸引を行なう部位によって長さや形状、細さなど、何種類も用意しており、それぞれを使い分けながら手術を進めていきます。
カニューレを挿入するために、数ミリの切開を行ないますが、その傷口の保護のためにシースと呼ばれる皮膚の保護具を装着します。
シースを装着することで傷口もキレイに治すことが出来るわけですね。
切って縫うのだから傷あとはどうなるのか?と思われた方もあるかもしれませんが、傷あとは目立たない部分にできるということ、保護具を装着するのでキレイに治すことができるということ、手術をお受けになった患者様で傷あとを気にされている方はおられないということなどを考えると、実際には問題にならないほどのものであるとお考え頂いて構いません。
脂肪吸引に要する時間の目安は下の表を参考にされてください。
重要なことは手術時間の早さではなく、・安全性、・治療効果、・患者様が安心して治療を受けられるようにすることですから、早く終わることができる場合もあれば、もう少し時間がかかってしまうこともあります。どちらにしても、無痛麻酔の効果でリラックスした状態で手術は受けていただけますのでご安心下さい。
手術時間の目安
| 部位 |
手術所要時間 |
| 頬 |
30分 |
| 上腕(二の腕) |
40分〜60分 |
| 腹部全体 |
40分〜60分 |
| 腰部(腰周り) |
20分〜40分 |
| 腹部全体+腰部 |
60分〜90分 |
| 大腿全体 |
90分〜120分 |
| 下腿(ふくらはぎ) |
40分〜60分 |
脂肪吸引が終了すると、カニューレを挿入するために切開を行なった部分を縫合して手術は終了です。
無痛麻酔も終了しますので、数分後には目が覚めていて、『いつの間にか終わっていた』と感じていただけるはずです。
手術終了後は、脂肪吸引を行なった部分を包帯で圧迫します。
圧迫をしないとむくみ、腫れの度合いが大きくなり、治るのにも時間がかかるので、強めに圧迫を行なうようにします。
圧迫終了後は、回復室(手術後に休憩していただく個室ベッド)で数時間休憩していただき、その後帰宅いただくことが可能です。
圧迫はそのままの状態(頬の脂肪吸引の場合を除く)でお帰りいただきますので、ご自分で外したりされないようにお願いしています。
頬の脂肪吸引の場合は圧迫を外して帰っていただくことが可能です。
|